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資金繰り:キャッシュは回ってますか?

キャッシュフロー計算書

企業の安全性を見るうえで、一番に着目してほしいのがいつ資金ショートになってしまうか先に着眼していることです。

キャッシュが不足になるかを予め予測をつけていれば

メリットとして

①銀行等に相談する余裕が出来る

②早期の改善策を考えることが出来る

 

①手許のお金が何カ月で無くなるかの計算(手許流動性比率)

(現金+預金+有価証券)÷ 月平均売上高(年売上÷12か月) = 〇ヶ月 ← 〇ヶ月まで手許のお金がある

                            ※仮定/月平均売上高≒1か月分支払い金額 

これで〇ヶ月まで現金があることが予測できます。

②短期に支払うことが出来る能力は?(当座比率)

安全に運営をするために、すぐ支払いできる能力があるかを判断

(現金+預金+受取手形+売掛金+有価証券)÷流動負債×100% > 100%

仕入先等に支払うお金を回すことも考えなければ仕事は回りません。

自社は能力的に大丈夫かを判断する指標です。

目安として100%以上

 

■売掛金のサイトが長い場合の企業さん向け(現預金月商比率)

売掛金をあてにしないで計算

(現金+預金+短期有価証券)÷ 月平均売上高 >1.5ヶ月

目安として中小企業様は、1.5ヶ月以上